「猫の恩返し」はスタジオジブリの中で唯一続きものというくくりになります。
「耳をすませば」の続編です!
「猫の恩返し」の設定は耳をすませばの主人公である、「月島雫」が成長し大人になってから書いた物語という設定なのです!
そして、「耳をすませば」から引き続き登場しているのは、「バロン」「ムーン」。この二人!二匹?
「ムーン」は猫の恩返しでは、ムタさんとなって登場しています!
「ムーン」は、耳をすませばでもかなりふてぶてしい態度をでした(笑)電車で通勤?したり、犬をからかったりしてどこか人間ぽかったですよね。
それがまさか、本当に言葉を話すようになるとは!!!「耳をすませば」ファンとしては嬉しいサプライズでした!!
そして「バロン」です。
耳をすませばでは雫が「バロン」と一緒に夢(雫の書いた物語)の中で冒険していますよね!
猫の恩返しでは、ハルのために大活躍!
そして今回気になるのは・・ハルとバロンのラストの台詞です。ハルが告白していますよね!?それに対するバロンの対応が素敵です!!
今回はこのやり取りと、2人のその後を考察していきたいと思います!
猫の恩返し ハルの告白!
出典:スタジオジブリ
ハルの告白シーンはこのような感じでした!
ハル「バロン、あたしあなたの事が好きになっちゃったかも」
バロン「うん、ハルのその素直な所が私も好きだよ」
バロン「もしハルが本当に私達を必要としたならきっとまた猫の事務所の扉は開くだろう。その時までしばしの別れ」
ハル「あっ、さよなら!ありがとうーバロン、トトさん、ムタさんもねー」
ムタ「も」ってなんだー「も」ってー」
物語のラストです。
バロンはハルの突然の告白にも戸惑いを見せず、すんなり受け止めたかのように見える場面ですよね?
しかし、バロンが本当にハルのことを好きかというと。
どうでしょうか?次の章で詳しく考察していきたいと思います!
そしてムタさん!!!(笑)最後でいい感じに落ちになっていますよね!
ハルもムタのことが大好きですが、イジルことで愛情表現をしているように感じます!!
微笑ましいシーンですよね!!
バロンもハルを好き?
出典:スタジオジブリ
さて、肝心のハルとバロンの恋愛?ですが・・
ハルに告白されたバロンの台詞をよく見てみましょう。
「うん、ハルのその素直な所が私も好きだよ」
バロンのハルに対する好きは、ハル素直な性格。
ということはバロンはハルに対しての好きとはLOVEではなくLIKEなのだと考察します。
そして、そのあとのバロンの台詞が紳士だなと筆者はとても思いました。
「もしハルが本当に私達を必要としたならきっとまた猫の事務所の扉は開くだろう」「その時までしばしの別れ」
ハルからの告白を受け入れないものの、助けが必要なときは助けるという素晴らしいフォローをする紳士なバロン。
ハルの気持ちには答えられないけれども、ハルの素晴らしいところを告げてやんわり断る・・。
はっきり断ってくれた方がスッキリする気もしますが、大人な感じではないですよね。
バロン伯爵ですからやはり、優雅出ないと!!
しかしハルはこんなこと言われたらますます好きになってしまいそうですよね!
ですが、ハルもそこまで本気の好きではまだないように感じます。
好きになり始めて、好きという気持ちを自覚してすぐに伝えた感じです。
ですので、バロンはやはりかっこよかった〜という感じで終われそうですよね。
バロンがハルの気持ちを受け入れられなかったのには、まだ訳があるのではないでしょうか。
それは、耳をすませばでも登場した恋猫の「ルイーゼ」。
彼女の写真が事務所に飾ってあるのです!
ルイーゼとバロンは会えたかどうかはわかりません。
バロンが1人で猫の事務所をやっているのでやはり会えなかったのかもしれない。
しかし、バロンの心にはルイーゼがまだいるのでしょう。
※「耳をすませば」の中でも、バロンにはルイーゼという離れ離れになった恋人とのことが描かれていますよね。
バロンが事務所を始めたのは、ルイーゼを探すためだった可能性もありますよね。
猫の世界では「猫の事務所」は有名だったのではないでしょうか?ユキちゃんも知っていましたし・・
ルイーゼがバロンを探していたらすぐに猫の事務所・バロンがわかるようにやっているのかな。。なども事務所の肖像画を見て考えてしまいましたね。。
バロンが好きなのはルイーゼなのでハルの告白・気持ちを受け入れなかったと考察します。
バロンとハルのその後を考察!
出典:スタジオジブリ
ハルとバロンはその後、それぞれの世界で生きていくのだろうと考察します。
ムタさんは猫の国について「自分の時間を生きられないヤツの行く所」とちょっと意味深な発言をしていました。
その発言を聞いたハルはどこか思うことがあったようですよね。
猫の国でムタ・バロンたちと冒険をして自分の時間を生きる。
やりたいことをやろうと決めたのではないでしょうか?
やりたいことがなくとも、自分の時間を前を向いて生きて行くことで何かしらに出会えるはず!とハルは考えるようになったのではないでしょうか?
そしてもちろん猫ちゃんを大切にしていくのでしょう!もう一度猫の事務所を訪れたのかはわかりません・・しかしあの別れ方が最高であったと筆者は感じます。
バロンはもちろんあのままスマートに事務所を経営?し、迷える猫・人?を助けていくと思います。
いつかルイーゼに出会えると信じて・・
バロンはルイーゼが猫の国にいるとは思っていないのではないでしょうか?
人間の世界に事務所を開いたということはルイーゼが人間の世界にいると感じているからなのかなと思います。
耳をすませばの世界では、聖司君がおじいちゃんの留学していた場所ドイツに同じく留学をします。
何年間もいるその間に、ルイーゼをもったおじいちゃんの恋人かその家族に出会っていたらいいな。
そこでバロンとルイーゼがもう一度再会できていたらいいななど考えます・・
バロンはルイーゼとどこかで会えると信じ、その後を生活したのかなと考察します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ハルがバロンに対して抱いていた気持ちはLOVEだけどLIKEに近い気持ちだったのかな?と思います。
バロンの心にはルイーゼがいてハルの告白には答えなかった。しかしスマートに、ハルの素直な性格が好きとフォロー。大人な対応でした!
ハルとバロンのその後。2人はそれぞれの世界で大切なものを見つけ生きていったのだとおもます。
2人が幸せでありますように!!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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