おっさんの声を持つ映画・名探偵ピカチュウ。
主人公である、ティムはなぜか父親の相棒だったピカチュウの言葉がわかるのです。
アニメのポケモン映画では、その物語の主要ポケモンはサトシと意思疎通ができ、話せる設定も何度か見てきたので違和感がありませんでした。
実写の名探偵ピカチュウは、アニメとはやはり違いますよね。
なぜ主人公のティムとのみ話ができる。しかもその声がおじさん…
なんでだろう?
あれ?最後はピカチュウ話せてる?と疑問に思うことが数点あったので考察してみることにしました。
ティムがピカチュウと話せるのはなぜ?
ティムがピカチュウと話せるのは以下の可能性があるからではないでしょうか?
- ティムに何か特殊な力がある
- ピカチュウとティムに特別な絆がある
- ピカチュウにティムのお父さんであるハリーの魂が入ったから
①についてはないかなーと思います。その理由としては、ティムはポケモンから特別に好かれているという感じではありませんでした。
物語が進むにつれて、ポケモンとの触れ合い?が増え、自分にも自信がついてきてミューツーに物怖じせずに対応できるようになったのではないでしょうか?
ということで①の可能性は少ないかなと考察します。
②と③を合わせた理由からかな?と筆者は考えます。
ミュウツーの力で、ピカチュウの中にハリー(ティム父)の魂が入りました。一時的ですが…
親子関係は上手くいっていなかったのは、物語の中で語れました。ティムが父ハリーを対して心を閉ざしたような感じでしょうか。ハリーはもちろんティムを愛していました。ピカチュウの中に入った時に、ハリーの記憶はありません。ですが、ティムへの愛情は消えずにあった。それが、ティムにだけピカチュウの言葉が伝わった大きな理由なのかな?と考察します。
なぜピカチュウの声がおじさんなのか?
初めて映画を見た時は字幕でした。あまりにもピカチュウの声がアニメと違いすぎて衝撃が走りました。吹き替え版も西島秀俊さんが声優を担当。英語版ほどの衝撃はありませんでしたが、やはり声はおじ様。
ティムと話さず、鳴き声の時はいつもの可愛い「ピカピカ〜」というあの声でした。
考えられるのは、ハリーがピカチュウの中に入ったことがわかるように、ハリーの声をピカチュウの話し声にしたのではないでしょうか?
吹き替え版ではハリーの声とピカチュウの話し声は両方ともに西島秀俊さんでした。
英語版ではライアン・レイノルズさんがハリーとピカチュウの声を担当しています。
西島秀俊がインスタでピカチュウのスイーツを投稿してくれて……!!!ピカチュウ×西島秀俊って言ったら「名探偵ピカチュウ」で彼、ピカチュウの吹替えを担当してるんですよ!!!絶対それ!!ピカ島秀チュウしか勝たん!!!!(大声) pic.twitter.com/9ArCuyA5UX
— ENTETU (@ENTETU4) September 18, 2024
最後、ピカチュウは話せなくなった?
物語の本当にラスト、ティムとハリーが親子関係を修復し一緒に暮らしていくような描写で終わります。その側にはもちろんピカチュウも!
ここで気になる点が。駅に1人でいたティムに、ピカチュウが「よう、坊主」と声をかけます。そして、そこからハリーとティムの会話に。
ティムが1人で駅へ向かうのを見送るハリーとピカチュウ。ピカチュウが「ピカ〜」と悲しげな声を出します。そして、おばあちゃんが待つ街へ帰ることをやめ、もう少し一緒にいようという2人。ハリーがなんの仕事がしたいか尋ね、「探偵かな?」と答えるティム。
そこで、「ピカピカ〜」と嬉しそうな声を出すピカチュウ!
というのがラストでした。
寸前までピカチュウは話していたのに、最後では言葉を話さなくなった…ハリーの魂がピカチュウの中にいたから話せていたと思っていたのに、ハリーの魂がピカチュウから出ても言葉を話せた…?
ティムとハリーが親子の絆を築き始めたから、ピカチュウは言葉がなくなったのでしょうか?言葉を話せたきっかけは、ミュウツーの力+ハリーの魂だと思うのです…
ラストのこのシーンで本当に言葉が消えたかは分かりません。ハリーには聞こえないのかな?と感じるので、3人でいるときはピカチュウの言葉はないのでしょうか。物語の初めとは違い、ティムにはハリーという心強い味方、守ってくれるであろう父親がより近くになりました。ピカチュウとしていたような会話をこれからはティムともするのでしょう。そういうことでピカチュウの言葉はなくなったのでしょうか?
はっきりと理由はわかりませんが、ティムにだけ聞こえるといいな〜と思いながら、その後を想像したりしています。
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— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) September 5, 2024
ピカチュウはティムの相棒になったの?
ピカチュウは元々、ティムの父親ハリーの相棒でした。そのハリーを救うために、ピカチュウとティムはお互いを相棒と呼び合います。
街をハワードから救った時など、息ぴったりでしたよね。これは、サトシとピカチュウみたいになるのかな!?なんて思いましたが、ハリーが復活!
ピカチュウとティムはどうなるんだ?と感じました。ラストで、ピカチュウがティムを呼んだ時、「相棒」ではなく「坊主」でしたね。この言葉が全てを表しているのかな?と考察しました。ピカチュウの相棒はハリーなのでしょう。ティムはポケモンに対しの気持ちが、子供の頃のような純粋なものに戻ったのではないでしょうか?
きっと、自分だけの相棒を見つけていくのでしょうね。そして、その相棒であるポケモンはきっとハリーの相棒ピカチュウとも仲良くなり、喧嘩もしつつみんなで仲良く問題を解決しながら暮らしていくのだろうと思います。そうであってほしいなという希望を込めて!
まとめ
実際にポケモンがいたらいいなと何回も思ったことがあります。どれだけ癒しになるでしょう。そんな疑似体験を映画の中だけでもできて嬉しいですね。
思ったよりもポケモンがリアルでおおー!となることもありましたが!笑
どうか映画の中のポケモンたちが楽しく街で人間と共に暮らしていってほしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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