出典:Twitterより
名探偵コナン映画「純黒の悪夢」には人気キャラクターの赤井秀一・安室透が出るということもありかなりの人気作品です。
人気の秘密はそれだけではなく黒の組織メンバーのキュラソーが登場することにもあります。
キュラソーの声優は女優の天海祐希さんです。演技が上手い!という定評がある天海祐希さんだけにキュラソーの声にも全く違和感なし!と認めるファンの方が多いのもこの作品が人気の一つだと思います。
そしてキュラソーはさすが黒の組織メンバーということで能力がすごすぎるのです。その能力の一つが記憶力だと思います。
その能力とキュラソーが持っていたカラーフィルムには関係があるのでしょうか?
みていきたいと思います。
キュラソーが持っていた5色のカラーフィルムの意味は?
出典:Twitterより
黒の組織でお酒がコードネームになっていますね。
キュラソーというお酒の色は5色あります。
無色透明(ホワイト・キュラソー)
橙色(オレンジ・キュラソー)
青色(ブルー・キュラソー)
緑色(グリーン・キュラソー)
赤色(レッド・キュラソー)
この5色は今回の謎の人物キュラソーに関係しているのですよね。5色がなんとなく入っているポスターですよね。
そして物語の中で、キュラソーが持っている色違いの5枚組の半透明シート(カラーフィルム)の意味とはなんなのでしょうか??
それはキュラソーの能力に関係しているのだと思われます。
キュラソーの能力は以下のようなものが主にありますよね。
- 異常な身体能力
- ダーツが上手い(身体能力の一つかな?)
- 特別な脳を持っている(記憶力が異常に良い)
記憶喪失になっても一度見ただけで、下に落ちぐちゃぐちゃになったオセロを元どおりに並べることができるほどの記憶力。
5色の半透明なシートをキュラソーが使用したのは、ノックリストを盗む時でした。カード越しにデータをみていましたね。
となると、カードは情報をインプットするときに覗くものということでしょうか?
また、違う色のカードをみると情報をアウトプットできたりするのか、
同じカードを二度見ると情報が出てくるのか・・
情報がひきだしのようん場所に収まり、カードはその引き出しに情報を出し入れするための「キー」と考察します。
キュラソーとラムの関係は?
黒い組織のNo.2であるラム。キュラソーはそんなラムの腹心として諜報部隊で暗躍しているという関係性です。
物語のラストで記憶が戻ったキュラソーは灰原を助け
『今の自分の方が気分が良い』という理由から、少年探偵団を助け命を落とします。
この行動から見るとキュラソーは本当になりたくて黒の組織の一員となったのだろうか?と感じます。
子供たちと笑いながらオセロやダーツをしていたキュラソー。
本当は明るい場所で生きていきたかったのかもしれません。
しかしそのようには生きられなかった。
過去にキュラソーは桁違いな記憶力で組織にとって都合の悪い情報を知ってしまい、ベルモットに殺されそうになります。
そこを救ったのがラムでした。
「お前の特殊能力を私だけのために使え。インプットもアウトプットも・・そして私の右腕となりなさい。」
そしてキュラソーはラムの腹心となりラムのために働いた・・
なんとなく切なくなりますよね。
心から望んで黒の組織になったのではないというのが、キュラソーのこのセリフから感じられるのではないでしょうか?
『私はキュラソー。何色にも染まることができる』
これは5色あるキュラソーのリキュールのこと、自分のことを言っているのではないでしょうか?自分の意思を持たない、持てなかったのかな…
透明だったキュラソーが、ラムの腹心なったことで
「純黒」になった。それは悪夢だった。
やはりキュラソーにとっては黒い組織が悪夢だったのではないでしょうか?
最後は子供たちを守り、今までの自分よりは好きな自分になれたのではないでしょうか?
子供たちを守り亡くなる!?という悲しい最後でしたがずっと悪夢の中(黒い組織)にいるより幸せだったのかなと考察します。
まとめ
キュラソーが持っていた5色のカラーフィルムは記憶をインプット・アウトプットするためのキーだと思われる。
ラムとキュラソーの関係は、キュラソーにとっては悪夢の関係だったのでは?
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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