ツインタワービルの設計士・風間英彦が紹介された時、自分は森谷帝二の弟子であることをコナンたち告げるシーンがなんとも訳ありげでしたね!
森谷帝二がきっと犯人だったことがあり、それを解決したのがコナンたちであろうということはなんとなくわかりました。どうやら劇場版名探偵コナンの1作目「時計仕掛けの摩天楼」に出ていた模様です。これは森谷帝二がどういう人物なのか今一度みていきましょう。
また風間とコナンが話していた内容があまりしっくりきませんでした。
風間「私は森谷のようにこのビルを爆破したりしませんから」
コナン「高さが違って左右対称じゃないからでしょ?」このセリフの意味を掘り下げ・考察していきたいと思います。
復習!風間の師匠・森谷帝二とはどんな人物なのか?起した事件とは?
出典:Twitterより
森谷帝二とはどんな人物?
森谷帝二が登場したのは劇場版名探偵コナン1作目「時計仕掛けの摩天楼」でした。
独身であり、日本屈指の有名な建築家。また東都大学建築学科の教授でもありました。
性格は落ち着いた物腰と気品でまるで英国紳士のようですが、挑戦的でもありました。
左右対称にとてもつよいこだわりを持つ。
なんと左右対称を意識するあまり、自分の名前をも左右対称の「帝二」変えたそうです。日本屈指の芸術家ともなるとこだわりを人並みならぬものがあるのだろうなと納得ですよね。
森谷帝二が起した事件とは?
森谷帝二が起した事件とは自分が設計した数々の建物を爆破していきます。
理由は「過去に手がけた完璧なシンメトリー(左右対称)にならなかった建築物の存在が許せなかったから」
コナンがまだ工藤新一の頃に解決した事件により、森谷帝二が関わっていた西多摩市の新都市計画が中断してしまいます。それにより、森谷帝二が思い描いていた完璧なシンメトリーの建物ではなくなってしまった。それが許せず爆破。ついでに都市計画が頓挫したのは、工藤新一のせいだ!と新一にも恨みを持っていたようです。
芸術家ゆえに自分の信念に反するものは許せなかったのだろうと思います。しかしだからと言って爆破していいわけがない・・さらに新一を恨むのもお門違いですが、誰かのせいにしなければいてもたってもいられなかったのではないでしょうか・・
詳しく知りたい方・思い出したい方は「時計仕掛けの摩天楼」を再度チェック!
風間・コナンのセリフの意味を紐解こう!
森谷帝二のことがわかったところで、風間とコナンの会話・セリフについてみていきましょう!
風間「私は森谷のようにこのビルを爆破したりしませんから」
コナン「高さが違って左右対称じゃないからでしょ?」
風間「私は森谷のようにこのビルを破壊したりしませんから
師匠である森谷帝二の事件についてはもちろん風間は知っていますよね。爆破した理由についても。森谷帝二は建築家であり芸術家でもあり、左右対称でない自分の建築物を爆破した。そしてその事件に「眠りの小五郎」が関わっていることも知っていたので、自分(風間)は森谷と違ってあんな事件は起しませんよ。安心してください。ということなのだと解釈しました。
コナン「高さが違って左右対称じゃないからでしょ?」
上記の風間のセリフで小五郎が「ば、爆破って・・」とびびっていますよね。多分小五郎は、風間のジョーク?を間に受けてしまい言いたいことが伝わっていなかったのではないでしょうか?
しかしコナンは風間の言いたいことがわかった。だから風間の意図を小五郎に伝えるために「高さが違って左右対称じゃ無いからでしょ?(森谷の弟子である風間も爆破する危険があると思われているかもしれない。だからあえてこの話題を出したんだよね?)」
的な意味がコナンのセリフにはあるのかな?と感じます。
まとめ
天国へのカウントダウンの冒頭に出てくる人物「森谷帝二」・そしてその時の風間・コナンの会話・セリフについてみてきました。
- 森谷帝二→時計仕掛けの摩天楼の時の犯人・左右対称を愛する建築家
- 風間は森谷のようなことはしないと言ったセリフだと思われる。
コナンは風間をフォローしていた。
過去の作品の登場人物がでてくると?となることもありますが、過去作品を思いだす良いきっかけとなりますよね。より名探偵コナンを深められますね!
まだまだ謎が続く名探偵コナンですが楽しみつつ応援していきます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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