聲の形の主人公の1人である西宮硝子。可愛い見た目。そして先天性の聴覚障害を持ちながら賢明に生きている姿にグッときますよね。
いじめられた過去、拒まれた過去があっても仲良くなろと努力したり、過去と向き合い頑張っている姿からメンタルはきっと強いのだろうと感じます。
いろいろな出来事を乗り越えてきた硝子は何故ベランダから自殺しようとしたのか?考察していきたいといと思います。
西宮硝子は何故ベランダから自殺しようとした?理由は?
賢明に生きている西宮硝子は何故自殺しようとしたのか?
気になる理由を考察していきましょう。
- 将也(しょうや)が仲間と喧嘩しバラバラになった原因が自分(硝子)と感じたから
- みんなが不幸になったのは自分(硝子)のせい・自分さえいなければと感じている
- 小学校の時に将也に友人になることを拒まれた時から自殺願望があった
- 心の支えであった祖母が亡くなった
上記のようなことが考察されます。
一つづつ見ていきましょう。
① 将也(しょうや)が仲間と喧嘩しバラバラになった原因が自分(硝子)と感じた
小学校で同級生だった将也と硝子。高校生になり小学校時代のわだかまりを超えて仲良しグループとして青春を謳歌しているように感じました。
微笑ましい感じでしたよね、お互いに過去のこと、異性として意識しつつ・・
しかし将也が小学校時代に硝子にしたことが仲間にばれたことがきっかけで仲良しグループはギクシャクした感じになります。
硝子はこのことでとても心を痛めます。小学校時代の自分が。。大好きな将也が・・大好きな仲間がバラバラになっていくことに・・
原因が自分だと感じ他のではないでしょうか?
② みんなが不幸になったのは自分(硝子)のせい・自分さえいなければと感じている
①の話に続く感じですが、大切な大好きな仲間が硝子の過去のことでバラバラになっていくことに責任を感じたのではないでしょうか?
硝子の両親は離婚していますが、その原因の一つとなったのが硝子の聴覚障害のようです。
両親のこと、そして過去(小学生時代)のことで自分がいると周りが不幸になると思ってしまったのかなと感じます。
③ 小学校の時に将也に友人になることを拒まれた時から自殺願望があった
硝子が小学生だった時に将也に筆談用ノートを川に投げ捨てられたという出来事がありました。
その出来事は硝子を深く傷つけ、家に帰ってから結絃に「死にたい」と手話で訴えていました・・
この出来事がずっと硝子の胸にあったのでしょう。
高校生になり将也が自分が原因で仲間とギクシャクする様子が硝子には耐えられなかったのではないでしょうか?
④ 心の支えであった祖母が亡くなった
大切は仲間たちが大切な将也と硝子が原因でギクシャクしている。
硝子には耐えがたい状況でした。
この状況で硝子の心の支えだった祖母が他界した・・
硝子の心は限界を迎えたのではないでしょうか?
①ー④の理由で硝子は衝動的にベランダから自殺を測ったのではないでしょうか?
何故、硝子は花火大会の日に自殺しようとしたのか?
出典:Twitterより
硝子が自殺しようとしたのは花火大会の夜でした。
その日は硝子、妹の結弦、母の八重子、将也で八重子の誕生日会を開催していました。
過去の出来事で八重子から警戒されていた将也でしたが、関係は改善されてきたように感じます。
硝子には幸せだったのではないでしょうか?
八重子と結弦の計らいで将也と硝子は2人になります。そして硝子は将也に「ありがとう」と伝え家に帰りました。
硝子は幸せに耐え兼ねたのかな・・と感じます。
将也は友人とギクシャクしたまま。。しかし硝子は幸せを感じている。。
このことに硝子は限界が来たのではないでしょうか?
純粋な硝子だからこその葛藤と感じます。硝子はとても素敵で心優しい子なのでしょう・・だからこそ大好きな将也が孤独を感じるている状況に限界が来たのだろうと考察します。
将也が目を覚ましたのは硝子のおかげ?
出典:Twitterより
硝子の自殺を食い止め助けた将也が、昏睡状態になります。
硝子はお見舞いにいきたいのですが植野に病室へ入れてももらえません・・
硝子のせいで怪我をしているので強気にいけないのかな。。と感じました。
しかし硝子が将也が死んでしまう夢を見たことで2人は再開します。
昏睡状態だった将也が目を覚ましたのが硝子が将也が夢を見た時でした。
これはもう運命ですよね!再会した時将也は改めて謝罪します。
そして2人の新たな関係がスタートする!という感じですね。
将也が昏睡状態から命を覚ましたのは硝子に謝らないと・・という気持ちがあったのではないでしょうか?
現世に未練があると三途の川を渡れないとも聞いたことがあります。
また硝子の気持ちもきっとあったと思います。
総合的に将也が目を覚ましたのは硝子のおかげということだと思います!
まとめ
硝子が自殺しようとした理由は、将也が友人とギクシャクした状況になったのは自分のせいという気持ちからだったのかな?と感じます。
いくつもの不幸が重なり、またそのような状況の時はネガティブになってしまいますのよね。だから自殺未遂という行動に出たのかな・・と考察します。
その後、硝子が生きていこうと感じたのも将也のおかげではないでしょうか?
死にたいという状況、自殺から助けてくれた状況、生きていこうと思った状況。
全てに将也がいたのではないでしょうか?
硝子と将也が幸せになることを心から祈ります。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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