「コクリコ坂から」メル(海)と風間俊との出会うことになった重要な出来事の一つが「旗」「旗信号」ではないでしょうか?
メルは父親のために幼少期から毎朝旗をあげることが日課になっていましたね。メルにとっては死んでしまった父親のためだったのです。
しかしその旗に密かに返信していた風間俊。
密かに?というわけではなかったのですが、メルが旗をあげるコクリコ荘の庭からは見えていなかった。
そんな2人が実は一緒の高校に通っていて風間俊はたまたま新聞部の部長。
そしてメルは風間俊が書いた「旗」についての詩をみた。
そこから始まったと言っても良いのではないか?と思われる2人のストーリー!
メルは一体どんな意味の旗信号を上げていたのでしょうか?
それに答えていた風間俊の旗信号の意味とは?調べていきたいと思います。
メルが上げていた旗の意味は?
メルが上げたいた旗の意味は宮崎駿さんがコクリコ坂からの公式ホームページで語っていました。
それは「U・W」旗――(安全な航行を祈る)
という意味だそうです!
これは海がお父さんへずっと出していた旗信号なのでしょう・・
死んだ後も出し続けていた。
メルが後に風間俊にこのように伝えています。
「私が毎日毎日旗をあげて、お父さんを呼んでいたから、お父さんが自分の代わりに風間さんを贈ってくれたんだと思うことにしたの。」
この台詞は海がたとえ風間俊とも血が繋がっていてもずーっと好きと告白したときですね。
旗をずーっとお父さんのためにあげ続けた・・寂しかったから。会いたかったから。ということですよね。
その気持ちがとても強くてお父さんと繋がっている風間俊を父の変わり現れた(後ちメルとは血が繋がっていないとわかりますが・・)
海はとても愛情深い素敵な女の子です。
長女(3人の中)でありしっかりしている反面、父親に甘えたかったこともあったのではないでしょうか?だからこそ恋しかった父親・・
だからあげ続けた旗。
そんな旗に答えてくれたいた人がいたなんて海はとても嬉しかったことでしょう!しかもとても素敵な人!
父親の親友の息子ということで本当に父親が導いてくれたのかもしれませんね・・!
風間俊が上げてた旗信号の意味は?
一番上の旗が「わかりました」という意味の旗のようです。
その下にはメルが上げた「安全な航海を祈る」 という意味の旗。
ありがとう
メルのメッセージに対して上記の意味を風間俊は表しているのでは?
と言われています。
メルは風間俊の存在を知らないまま上げていた旗ですが、
風間俊からしたらメルが安全を祈ってくれている。といった感字だったのではないでしょうか?
先ほど紹介した宮崎駿さんがコクリコ坂のホームページで語っていた中に、
風間俊はメルの存在を知っていたとあります。
旗を上げている女子としてメルは有名だったかもしれませんね。
可愛いですし!
風間俊は返信をしているがメルは一向に気がつかなかった・・
だから新聞に詩を載せたのではないでしょうか??
風間俊が新聞に載せた詩はこちら!意味を考察!
風間俊は学校新聞「週間カルチェラタン」の編集長。
新聞に以下のような詩を載せ海との距離が縮まっていきました。
少女よ君は旗をあげる
なぜ
朝風に想いをたくして
よびかける彼方
気まぐれな カラスたちを相手に
少女よ今日も紅と白の
紺に囲まれた色の
旗は翻る
-風-
最後の風って何のことなのかな?と疑問に感じましたが風間俊のことですよね。
毎朝ボートからみる旗。少女(メル)が旗をあげている姿を風間俊はみていたのですね。メルからは見えていなかったのですが・・
紅と白の根に囲まれた色の旗
これはメルがあげている旗のことですよね。
風間俊はメルのことをかなり前から意識していたのではないでしょうか?
素敵な男性のずっと思われていたメル。本当に素敵で羨ましい!
この詩はラブレターとは違うかと思いますが、メルへのメッセージ!
メルの友人もこの詩を見ただけてこの少女はメルだと気づきます。
旗から始まる恋愛。。!見ているとキュンとなりますね〜
まとめ
メルと風間俊があげていた旗信号の意味について見てきました。
メルと風間俊を巡り合わせてくれたのはメルが言っていたようにメルの父親。
そして風間俊の父親なのではないかな?と感じました。
そしてメルと風間俊の思いで全てがクリアになった!
2人が異母兄弟ではなくてよかった!
見ていて心がキュンとして熱くなる物がありました。
2人が幸せになって欲しいなぁと心から願います。
ジブリ作品はその後を想像してハッピーエンドだといいな〜とほっこりします。
これからも素敵な作品がたくさん生まれそうですね!
応援していきたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。