スタジオジブリ作品で大人気の千と千尋の神隠しですが、作品の冒頭からドキッとするシーンが個人的にはありました。
それは、石像?石人?のシーンです。
お父さんが道を間違えて進んでいくと森の中にまずいます。
そして車がぶつかりそうになったのも石像ですよね。
また、トンネルと抜けて原っぱ?にもたくさんの石人・石像がありました。
二頭身ほどだと思われる石の像。少
し不気味な雰囲気ですよね?
これは神様なのか?湯婆婆に関係あるのかな?と疑問に感じたので、
この石像?は何なのか?考察も交えながら調べていきます。
千と千尋の神隠し 石像・石人は何なのか?
1.蛙人説
調べていくと、どうやら石像・石人は蛙人(あじん)という蛙のような人の石像という説があります。確かに蛙?に見えないこともないような。。。
千と千尋でカエルは登場したかな?カオナシに食べられ、独特な声のあのカエルしか思いつかないな・・と思いましたが!!
出典:スタジオジブリ
いました!沢山!!油屋で働く男衆たちの大半の正体がなんとカエルだったのです!
ということはあの石像・石人はカエル?なのでしょうか?
石ダルマ説
都市伝説の一つとなっているようなのが、石ダルマ説!
出典:スタジオジブリ
確かに、石ダルマにも見えますね、あの石像は!しかし、石ダルマの正体が怖い・・・説明していきましょう。
千と千尋のラストシーンでハクが千尋に「決して振り向いてはいけないよ」
と伝えます。
その後、千尋は一瞬振り向こうとしますが、銭婆やみんなからもらった髪飾りがキラリと光り振り向きません。
ここです!都市伝説では、
ふり向いた人が石ダルマになってしまうという説なのです。
千尋がみた、森の中にポツンといた石像や、車が止まるきっかけとなった石像は
元は人だったのか・・・と
思うとかなり怖いですよね。。。
宮崎駿監督は、千尋の髪飾りが光った理由についてこのように語っています。
「千と千尋の神隠しの世界が全部夢の中の出来事とはしたくなかった」
「千尋は仲良くなった人たちと別れて悲しい思いをしているので、
せめて髪留めくらい残してやりたかった」
とのことです。
宮崎駿監督には千尋を振り向くことを止めたという意図はなかったのでしょうか??
しかし!!素敵な描写で色々と想像できるジブリ作品は本当に素敵だなと思います!!
あれこれ想像するのは楽しいですね。
そしてきっと、千尋をたちも楽しく、強くたくましく暮らしているのだろうなと想像します。
行きと帰りで石像の形が違う!?理由は何?
千と千尋の神隠しを見て気づいた方も多いのではないでしょうか?
それは、石像が油屋に入る前と、油屋の世界から変えてきた時とで、かなり違うのです!早速見ていきましょう。
湯屋に入る前の石像
油屋の世界から帰ってきた時の石像。
出典:Twitterより
油屋の世界へ行く前ははっきりとした顔が見えますよね。
そして油屋の世界から帰ってきた時。苔に覆われて顔が見れない。
掘りも浅くなっている、またはないように感じます。
千尋たちが油屋の世界へ行っていた時間というのはかなり短いものですよね。
1日もない、数時間の出来事。
ということは、時間がたったから、石像が苔に覆われたと考えるのは厳しいですね。考察になりますが、
本当の石像の姿は苔にまみれている方なのではないでしょうか?
千尋のお父さんが道を間違え、石像を森の中で見つける。
もうこの時から
油屋の世界に、魔法の影響がある世界に入っていたのではないでしょうか?
だから石像は綺麗なまま。顔がはっきり見える。
油屋の世界で千尋は成長し、たくさんの試練に打ち勝ちますよね。だから魔法が溶け、元の世界に戻ることができた。
そして、石像も元の姿に戻ったのではないかと考察します。
油屋へつながるトンネルが行きと帰りで違う!?
石像と同様に、トンネルも行きと帰りで違いますよね!?
トンネルといえば、個人的には千尋のお母さんの
「千尋、そんなにくっつかないで。歩きにくいわ。」
この言葉が印象的でした笑お母さんきついな〜と感じてました。
では早速、トンネルも画像で検証していきましょう!
上の画像が油屋へ行く前のトンネル。
そして下が油屋から帰ってきた時の画像です。
かなり違いますね〜これもやはり、先ほどお伝えした通りかと思います。
油屋へ入る時にはすでに油屋の世界、魔法の影響を受けていた。
そして帰りは千尋の頑張りで魔法の影響が溶けていたからだと考察します。
しかし、油屋の世界・魔法の影響のある世界へ行けたからこそ、
千尋は成長でき、そして何よりも人間の姿?をしたハクと会えたのですよね。
大変な辛い思いもあったはずです。
しかしそれと同様なくらい大きな体験、成長ができたのではないでしょうか?
色々と物騒なことがある現代では、「可愛い子には旅をさせよ」は難しい時もありますよね。
小学生で1人でどこかへ行く。。心配です。
しかし旅とは言わず、大変な体験・経験は成長にもつながるのだなと感じました。
まとめ
色々と想像でき素敵なジブリ作品!そしれ学ぶことが多いジブリ作品!本当に素敵ですよね〜
これからもスタジオジブリの作品を楽しみにしています!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
|