「となりのトトロ」でトトロと同じくらい不思議で可愛い生き物?が「ネコバス」ですよね。
しかし、ネコバスについて詳しくはわかりません。足もたくさんあるけど何本なのか?
なぜバスなのか?バス停で止まるのに、トトロに呼ばれることもある?などなど・・
と言うことで今回はネコバスについて掘り下げつつ、考察していきます。
ネコバスの簡単プロフィール!足何本なの?
出典:スタジオジブリ
- 巨大なオスの化け猫
- 足は12本
- いつもニヤッとした顔をしている?
- 夜になると目が光、ライトになる
- お尻?後ろには二匹のネズミがついていて、夜になると目がテールランプになる
- 子供にしか見えない(トトロと同じ)
- 走ると木が避ける
- 座席がふかふか
ネコバスはオスであり、バケネコとのこと!
普通の猫ではないことはわかっていたのですが、バケネコさんだとは!バケネコであるがゆえ、「通り過ぎると突風が吹き人間を驚かす」のかな?なんて思います。
そして足って12本だったんだ!なるほど、バケネコ・・。とここも納得しました。長いこと「となりのトトロ」を楽しんできましたがネコバスの足の本数を知りませんでした。
行き先を示す窓?が頭についていますね。サツキを乗せメイを探す時には「めい」。
2人をお母さんのいる病院へ向かうときには、「七国山病院」。
トトロをバス停で乗せたときには「塚森」(←トトロの家の木ですよね!)。病院の後にサツキ・メイを下ろしたときには「す」(=巣)と書かれています。
行き先を健気に伝えているネコバスがとても可愛いバケネコさんに思えますよね。
トトロはネコバスを呼べるのにバス停を使う理由とは?
出典:となりのトトロ
サツキが初めてトトロに出会ったのは、神社の前のバス停でお父さんを待っている時でした。まさかのバス待ちで遭遇!
「ネコバスをバス停で待つトトロ」はなんともシュールですよね。
そしてとてに有名なシーンでもあります。しかし、ここで「なぜトトロはネコバスを待つのか?必要ある?」いくつかの疑問が湧いてきます?
- トトロは自分でも飛べる
- ネコバスを呼ぶことができる(メイを探すサツキのために呼んだ)
不思議ですよね。バス停で人間のように待つ必要は、トトロにはなさそうです。
と言うことは、トトロはバス停でバスを待ってみたい!という自分の意志のもとバス待ちをしているのでは?と考えられますね。
パンフレットにも書かれていましたが、トトロは騒がしいのが嫌いで人間に付き合ったことは一度もない!なぜか、メイ・サツキ姉妹にはトトロが見えるらしいのです。
トトロが乗ったバスの行き先は「塚森」でした。家のある場所ですよね?バス停から「塚森」まではそこまで距離がない・・サツキ・メイでも歩いて行ける距離ですよね。
トトロは飛べるし、苦になるような距離ではないのでは。。ではなぜバスに乗るのか?
人間が乗っているのをみて、自分も乗ってみたくなり、乗ったら楽しかったから?とも考えられるのではないでしょうか?
トトロたちは、嫌なことを我慢して行うなどはなさそうです。好きなことをやる!楽しいからやる!と言う感じなのではないでしょうか?
きっと、ネコバスの運転?コース?もとても楽しそうですよね!
トトロがバス停でネコバスを待つ理由は・・
楽しいから!(人間の真似をして遊んでる?)なのではないでしょうか?
と考察します!
トトロがネコバスを呼び寄せるのはどんな時?
トトロがネコバスに乗る方法の一つである、「ネコバスを呼び寄せる(呼ぶ)」。
これはどんな時なのか?普段であれば、トトロの楽しみ?であろうバス停にてネコバスを待つのではないでしょうか?
しかし、緊急事態が起こり、今すぐ行かねば!と言うときネコバスを呼ぶのかな?と感じます。
サツキが泣きながらメイの捜索をお願いした時もいわば緊急事態。
一刻も早く!と言う状況でしたね。だから、声が良く通るように木のてっぺんでネコバスを呼ぶために雄叫びをあげたのではないでしょうか?
ネコバスを呼ぶときは、緊急事態だから!
と考察します。
ネコバスはなぜバスの形?バス停に止まる理由は?
なぜバスの形なのか?
ネコバスはそもそもバケネコ。バスの形をする前は、カゴ屋に化けていたそうです。その後、バスを見てバスに化けるようになったという経緯があるようです。
ネコバスは人を運ぶ、働く車(カゴも昔の人にとっては働く車・・?)に憧れていたのかな?と感じますね。
トトロもそうですが、ネコバスも人間は好きなのではないでしょうか?ただ、関わりすぎると面倒なので、そっと見て人間の真似をする。それが彼らにとっては最高の遊びなのかな?と感じます。
バス停に止まる理由は?
ネコバスがバス停に止まると理由は、そこに乗る人(トトロ)がいるから!なのではないでしょうか?
人間が運転をするバスがバス停で止まっているので真似をしている可能性もありますよね!そこに、お客さん役をしてくれるトトロがいたら止まって乗せる!のではないでしょうか?
人間の世界での時刻表のようなものが、もしかしたらトトロたちにもあるのかもしれませんね!
トトロとネコバスの関係とは?
出典:となりのトトロ
トトロもネコバスも長い時間を生きているもの同士。どちらかが上の立場ということはないように感じます。
必要な時は助け合いながら、長い時を生きてきたのではないでしょうか?
そして、トトロ・ネコバスは共通して、「人間の真似をするのが好き・人間が好き」なのだと思います。
好きだから何かしたい!というわけではないようですが、、そっと見守り、ときには驚かせたりして楽しんでいるのかもしれませんね。
そんなトトロ・ネコバスはメイ・サツキと一緒に過ごした時を楽しんでいたのかな?と思います。楽しんでいてくれたらこちらまで嬉しくなりますね。
ネコバスには子供がいた!
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三鷹の森じぶり美術館の中にある土星座という映像展示室にて公開されている映画の一つが、「めいとこねこバス」という14分の短編映画です。
あらすじがこちら。
風のつよい日、メイがキャラメルを食べていると、つむじ風があらわれ、追いかけてきました。
メイはつむじ風をつかまえます。つむじ風の正体はコネコバス。
メイとコネコバスはともだちになり、その夜、森へと出かけます。
という内容のようです。
トトロが乗っているあのネコバスが実のお父さんであるかは不明です。なんせ、化け猫なのですから。しかし、親的な役割は果たしているのではないでしょうか?
この物語ではたくさんの種類のネコバスが登場します。
現実世界に色々な種類の猫がいるように、化け猫界にだって色々な種類のネコバスがいても不思議ではありませんよね。
それぞれに事情があり化け猫になったのでしょう。
みんなが助け合いながら、ネコバス人生?を楽しんでいるのではないでしょうか?
まとめ
ネコバスについて考察してきました。妖怪?であるトトロ・ネコバスが人間の真似をして楽しく遊んでいると思うと心が温かくなりますね!
ここまでお読みいただきありがとうございました。