トイストーリー4のラストはまさかのウッディが、バズや仲間のおもちゃたちの元をさるという衝撃的な展開でした。
初めてみた時は、「え!?なぜ?バズと一緒にずっといるのでは・・?」となかなか理解が追いつかない筆者でした。また、この展開に納得ができなという声もSNS上に上がりました。しかし、ただ理由もなくウッディとバズが分かれるはずがない。今までの友情があってのはず。。
ということで、なぜトイストーリー4でウッディはバズたちとの別れを選んだのか?考察していきたいと思います。
ウッディがバズと別れた理由とは?
トイストーリー2のラストで「(アンディと)別れの時が来ても、俺のそばには相棒のバズがいる。無限の彼方へ共に行こう」ってセリフがあったから、ウッディとバズは何があってもずっと一緒って幼い頃から思ってたんだろうな。 pic.twitter.com/BZi5ampLia
— す (@suda__myon) October 27, 2021
ウッディがバズと別れることのなった衝撃の結末。そこには下記のような意味・理由があると考察します。
- おもちゃ(人)それぞれに考え方・生き方がある。
- 生き方は一つではない。
トイストーリー4とそれ以前で、ウッディの「おもちゃとしてどうあるべきか。」「どのような生き方が幸せなのか?」という考えが大きく変わったように思います。
考えが変わった大きなターニングポイントはやはり、ボニーとの関係なのではないでしょうか?アンディのお気に入りのおもちゃとしてみんなのまとめ役っだったウッディ。ボニーのおもちゃになってもまとめ役の1人であり、みんなから多大な信頼を寄せられていたように感じます。
ウッディはボニーにからの信頼?は得られず、お気に入りとしては受け入れられなかった。ですが、ウッディはボニーのことを思い保育園でもさりげなくサポート。フォーキーが「ごみ」ではなく「ボニーのおもちゃ」なのだという自覚も持たせます。素晴らしい働きですよね。
そんなウッディのことをずっと近くで見てきた親友がバズです。バズがボニーのお気に入りのおもちゃの1人という感じを筆者は受けました。バズはボニーのことはもちろん大切ですが、ウッディのこともとても信頼して大切に思っていた。それは最後のシーンでも感じられました。
「彼女なら大丈夫(She will be fine)」バズがウッディへ向けていった言葉です。当初、筆者は「ボーはウッディがいなくとも大丈夫だ」という意味だと思いました。しかしこの彼女というのはボニーのことだったのです!
バズはウッディに伝えます。「内なる声を聞け」と。「本当にウッディにしたいことをしていいんだよ。」とバズからの言葉だったのではないでしょうか?
彼女・ボニーはウッディがいなくとも、バズたちで見守っていく。心配するな。とバズから親友であるウッディへの言葉だったのでしょう。
そしてその言葉をもらったウッディはボーの元へ行きます。ボニーの元へ戻ってこなかったウッディを思い、レックスが「ウッディは迷子のおもちゃになっちゃたの?」と問いかけます。
しかしバズはこのように答えました。「迷子じゃない。今はもう・・」ウッディはボニーのお気に入りのおもちゃでなくなった頃から迷いがあったのではないでしょうか?
アンディのおもちゃであったウッディ。おもちゃの幸せは子供たちといること。子供が成長したら次の子供へと渡り、一緒に遊ぶことが幸せである。と思っていたウッディ。
しかしお気に入りでなくなったおもちゃは・・?
子供の側のいる幸せを知っている。でも・・!自由となったボーと再開し自由に子供を守っている、広い世界を見て生き生きしている姿に思うことがあったのではないでしょうか?
ウッディは色々なおもちゃの人生を見てきました。だからこそ何が幸せなのかはそのおもちゃが決めるということもわかってきたのではないでしょうか?
ウッディのこの選択は見ている視聴者にも、色々な人生がある。人生を歩んでいると選択をしなければいけない時がある。その時は自分を信じることが大切なのだと言っているように思います。
親友はかけがえのない存在です。しかし、自分の本当にやりたいことのために離れなければならない時もあります。ですが、本当の親友は離れていてもお互いを支える存在なのです。
ウッディとバズとの別れにはそんな意味・理由があるのだと考察します。
そんな素晴らしい友人・親友に出会える人生でありたいですよね。子供にも大人にもグッとくる結末なのではないでしょうか?
ボー・ピープとウッディ、バズのその後とは?
ウッディとボーは遊園地が行く先々で子供とおもちゃの出会いを支えることでしょう。仲間たちと・・きっとウッディとボーは特別な関係です。しかしそれは恋愛という言葉だけでは言い表せないのではないでしょうか?
2人はアンディーとモリーのおもちゃとして子供たちの近くでの生活も、自由の身となりおもちゃ・子供を助ける生活も知っている。なくてはならない存在なのでしょう。
バズもウッディを、ウッディもバズを忘れることはきっとないと考察します。それほど2人の友情は信頼の上に成り立っている。数々の困難を乗り越え、ぶつかり合い助け合った。それが生涯でどれほど素晴らしいものか。
どうかバズもウッディもボーも。そしてそのほかのおもちゃたちも幸せな時が過ごせますように・・。そう願います。
また、我が家にあるおもちゃたち・ぬいぐるみたちを大切にしたいと思います。
まとめ
歴代のトイストーリーで築かれたバズとウッディの友情。2人が離れてしまうという事実が辛すぎた当初でした。
しかし、その選択をした意味がきっとあるのです。トイストーリが意味もなく2人を離れ離れにするはずがない・・・。と考察します。
色々な思いを与えてくれるピクサー・・素晴らしいですね。これからも応援したいです!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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