すずの家で飼われれている片足のない犬。
とても穏やかそうな雰囲気です。
しかしなぜ片足なのか?ちょっと気になりますよね。
母親を亡くし傷ついているすずとどこか重なる部分もあり・・
映画の中で描かれていませんが、小説の中では動物の罠にはまったからとの記述あり!
では詳しく見ていきましょう。
すずの犬の簡単プロフィール
出典:animate time
- 名前 フーガ
- 毛色 白い薄い茶色の毛が混じっている
- 右の前足がない→猪用の罠にはまったため
- 保護犬としてすずに家にきた
- すずの気持ちを理解する?
- 人懐っこい?(ルカちゃんにすぐ懐いた)
前足がないままご飯を食べる姿が、フーガの登場シーンでした。
すずとお父さんもギクシャクしていて「どことなく寂しい雰囲気」と感じました。
そんなすずを見つめるフーガ。
すずのことが大好きなのだろうと感じます。
小説でも「私のふさぎこんような様子を気にしているようだった」との記述があります。
フーガすずの気持ちに寄り添えるワンちゃんなのでしょう。
ルカちゃんがすずの家にきた時も、懐いていましたね。
ルカちゃんが、前足がなくとも気にせずに普通にフーガを可愛がったので、
フーガも懐いたのではないでしょうか?
動物は人の気持ちに敏感なので、可愛がられれば懐く。
邪・負の気持ちがある人に対しては、威嚇するのかな?と感じます。
フーガは辛い目にも遭っているのしょうが、賢いワンちゃんなのでしょうね。
フーガの足がない理由は次の章で詳しく見ていきます。
フーガの右前足がない理由
右の前足の先が怪我で失われている
イノシシ用の罠にはまって、ちょん切れてしまったのだ。
と小説にありました。
保護犬としてすずの家族が引き取ったので、すずと出会う前に怪我をしたということです。
すずが住む場所は自然が多く残っている場所です。
イノシシの被害も多くあったのかもしれませんね。
どのような罠があるのか調べてみました。
イノシシ捕獲の罠とは?フーガはどれにかかったのか?
イノシシ用の罠は現在で3種類のものあるようです。
- 箱罠
- くくり罠
- 囲い罠
囲い罠・箱罠は餌で、罠である箱の中に誘い込んで捉えるという感じのようです。
※詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
括り罠は無理やり抜け出そうとすると、片足だけになったりする可能性があるようです。
ということは、フーガはくくり罠に誤ってかかってしまったのではないでしょうか?
熊でも片足になるということなので、抜け出すことができずに焦ってしまったのかもしれませんね。
その後、保護をされて治療を受けた。そしてすずの家へときたのかな?と想像します。
なぜすずが飼うことになったのか?考察!
出典:animate time
フーガはいつすずの家にきた?
傷ついたフーガはいつすずの家にきたのか?
すずがお母さんを思い出す過去に、フーガは登場しません。
既にこの時フーガが居たら、一緒に川へ行ったり遊んだり、
散歩していたシーンがありそうですよね。
お母さんが亡くなった後に、すずの家にきた可能性が高そうですね。
すずとフーガの境遇が似ている?だから飼うことになった?
小説の中に下記のような記述があります。
「やっぱりかわいそうな犬だと思われいたのだろうか」
すずがフーガを見つめながら思ったことです。
すずの家にくるまでのフーガについて。
すずも、「お母さんを亡くしたかわいそうな子供だと思われている」
と、子供ながら感じていたのではないでしょうか?
だから、足が一本ないフーガについて思うことがあるのでしょう。
すずなのか、お父さんのどちらがフーガを家に連れてきたのかはわかりません。
しかし、片足を無くし傷ついているフーガ。
お母さんを亡くし、傷ついているすず。
言葉がなく、ただそばいいて寂しさを共有し慰められる存在がお互いだったのではないでしょうか?
家族であるお父さんもきっと努力したのでしょう。
しかし、すずの心を開くことができなかった。
すずの気持ちを聞いてくれる・そばにいてくれる「何か誰か」を
お父さんも望んでいたのかもしれませんね。
まとめ
フーガの怪我の原因は
イノシシの罠にはまったため
でした。
すずとフーガの関係は、どこか支えあっている部分があるのかもしれません。
フーガはすずの家にこれてきっと幸せですよね。
すずもきっとそうだと思います。
その後、すずもフーガも楽しく幸せに過ごせますように!!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
小説もおすすめです!
|