時をかける少女・主人公の真琴は「良く言えば自分に正直」・「悪く言うと自分勝手」な性格だな〜、嫌いだなと感じる方も多々いるようです。
しかし!映画は素晴らしいですよね、、筆者も大好きです。ですが、真琴の行動にキー!イラー!としてしまうこともまた事実・・。内容に入り込めるというのはやはり素晴らしい映画であることは間違いありませんね!
そんな事を踏まえつつ、真琴のこれはひどいよ。。イライラしてしまうよ・・というシーン・行動について考えていきたいと思います。
真琴ってどんな人?プロフィールを作成!
- 紺野 真琴(こんの まこと)
- 高校2年生
- 東京下町に在住
- 髪色は栗色でショートヘア
- 成績は中に下
- 性格は活発
- 恋愛関係に疎い?苦手
千昭と功介と3人で放課後に野球をしたりカラオケなどへ出かける真琴。高校生で放課後を同性の女子ではなんく、異性である千昭・功介と過ごすということで、女子から陰で悪口を言われていそうな状況が考えられます。
しかし!真琴を見ているとそんなことはない!と言い切れる感じです。女子の友達である「ゆりちゃん」もいます。親友!という雰囲気でもない真琴とゆりちゃん。みんな平等に接する性格が真琴なのではないでしょうか?
真琴の容姿は可愛い系ですよね。そして男子に対しても物怖じしない、変に媚びるわけでもない。野球も好きということなので、きっと体育は得意なのかな?と感じます。そんな女子がいたら男子からも人気がありそうですが。。
恋愛系は苦手そうであり、「誰かと付き合う・モテる」など気にしないのでしょう。だから、女子より男子と仲が良くても僻まれたりしなかったのではないでしょうか?
真琴のこの行動が嫌い!イラっとする!理由は?
「ちょっと過去に戻れるからってやりたい放題。今まで散々やってきたじゃないの」と魔女おばさんに言われた真琴。
まさにその部分が視聴者をイラっとさせるのではないでしょうか?他人の気持ち・他人がどうなるか考えもせずに過去に戻る。初めは自分が過去に戻ることによってどうなるのかわからずともしょうがない。しかし。。さまざまなことがありそれはわかるだろう!と感じます。真琴なりに申し訳なさも感じているのでしょうが、なんとなく「キー!」「え〜?」と見ていていなってしまうシーンが多々ありましたね。
真琴にイラっとしてしまう理由は以下のことが挙げられるのではないでしょうか?
- 私利私欲のためタイムリープを使いまくる
→他人に迷惑をかける・重要な時にタイムリープ切れ etc,, - 性格が悪い・わがままに感じる
→千昭の告白をなかったものにした・千昭がゆりと付き合い出したら不満 etc,,
「私利私欲のためにタイムリープを使いまくる」
これは見ていた多くの方が感じたはず。
勉強せずともテストの点をよくするために使ったり、自分が受けるはずだった家庭科での悲劇を高瀬君になすりつける。
勉強・テストについてはやりたい気持ちは十分に理解できます。ですが、真面目に勉強していた功介がかわいそうですよね。そして恋愛より勉強だ〜!となった功介。うーん、納得がいきません。
高瀬君は本当にかわいそうでした。もし、タイムリープするのであれば悲劇の元であるキャベツの場所を変えたり、注意したらいいのになぜか、高瀬君を身代わりに。そしてその後、高瀬君はいじめの標的になり次の悲劇へと繋がっていくのです・・。
なによりも真琴が私利私欲のためにタイムループを使った結果、千昭が未来へ帰れなくなった。千昭は最後の一回を功介を助けるために使った。真琴は「使いどきってものがあるでしょう!」と千昭に言います。自分こそそれを考えなさい!と思った方も少なくないはず。
千昭が帰れなくなったと話しているのに、「もうすぐ夏休みだから野球、花火、絵を一緒に見にいこう。3人で」というような事を真琴は言います。千昭を励ますつもりもあったのでしょうが、なんとも自分都合なのではないでしょうか?
「千昭がいなくなる」という事を知らないので仕方なかったとは思いますが、真琴がタイムリープを「自分のために使いすぎたこと」を反省して欲しかったな。と感じます。
「性格が悪い・わがままに感じる」
まずは、千昭の告白をなかったことにしたこと!それも何度も。しかも、のちにゆりと付き合うことになった時は、自分の事を好きと言ったくせに・・と不貞腐れていました。
そもそも、ゆりが千昭と付き合うことになったのは高瀬君に不幸を背負わせたのが始まりです。さらに、千昭の告白をなかったことにしたのも真琴自信。そんなことをしておいて、落ち込んだり、不貞腐れたりとなんとも釈然としない感じでしたね。
また物語の後半では魔女おばさんと以下のようなやりとりがありました。
おばさん「うまくいかなかったら元に戻せばいいんだって」
真琴「そんなこと絶対にしないから」
おばさん「どうして?」
真琴「人の気持ちもてあそぶなんて…」
物語の初めで千昭の気持ちを弄んでたのは・・。という気持ちになりました。が!このように考えられるようになったのも真琴が成長したからでしょう。そして、千昭への仕打ちが酷かったという事を悟りますよね。
功介と功介のことが好きなかほの恋をタイムリープで応援します。この行動もどうなのか・・確かに第三者により恋がうまくいくこともありますが、真琴は若干から回っているようにも感じます。功介がそこまで好きな相手でもないように感じましたし、これはお節介もいいとこだったのでは。というのが筆者の感想です。
真琴の上記の行動を見ていると、幼いが故にしているのかなとも感じます。よく考える事をせずに思いつきで行動してしまう。そして本当に大変な事態にならないとやってしまったことの重要さに気がつかない。そんなところが真琴に対して、嫌い・イライラすると感じる理由なのでしょう。
物語に出てくる他の女子たちにもイラっ!?
真琴にもイラっとする点があるのですが、そのほかの女子に対してもイラっとする現象があるようです。
- ゆり→調子悪いとランチ断り、千昭に差し入れ。
- かほの友達女子2人→色々とおせっかいすぎる
ゆりは良い子なのでしょう。千昭に近づくために真琴に近づいたとまでは言いませんが、どこか強かな女子を感じますよね。消化器の事件?の時ですが、保健医に大した傷ではないけれど「傷が残ったらどうしよう・・」と泣いています。その後、千昭と付き合うことに・・。
どこが嫌なのかとはっきり伝えるのが難しいですが、真琴よりもなんとなく強かで良い印象をもてないと感じてしまいました。
かほの友達2人は、かほ以上に盛り上がっていますよね。笑
先輩である真琴に詰め寄ったりと。友達思いの良いこたちなのでしょうが、時としてそのお節介は良くないぞ。なんて感じました。しかし3人は親友なのかもしれません!
ちょっとよく思わないキャラクターをご紹介してしまいましたが、「アニメ版・時をかける少女」は大好きな作品であるということははっきりしています!好きだからこそ感じてしまうことなのでしょうか・・
真琴は性格が悪いだけではない!可愛い部分もご紹介!
真琴にイラっとさせられることもありましたが、基本的にはまっすぐな人なのでしょう。そして、そのまっすぐな部分が可愛くもあり、千昭は真琴を好きになったのではないでしょうか?
活発ではっきりものをいう真琴。一緒にいて楽しいのは想像に難くありません。
真琴は1人でも平気な性格なのかな?とも感じましたがそうでもない!功介がこんなセリフを言っていました。「俺が彼女作ったら、真琴が一人になっちゃうじゃん」。千昭がゆりと付き合いだした後、真琴と功介の2人でキャッチボールしている時のセリフです。
真琴は3人(千昭・真琴・功介)でいる事をとても大切にしていたのではないでしょうか?バランスといい関係といい、変に気を遣わずに自分を出せる大切な場所なのでしょう。
功介から見ても真琴が3人を大切に思っていることは伝わっていたのでしょうね。真琴と功介は限りなくLOVEに近いLIKE。まさに親友なのでしょう。
プリンのためにタイムリープを使うのも可愛いといえば可愛い・・。千昭も言っていましたが、「バカに使われてよかった」と。まさに、真琴は自分の気持ちに馬鹿正直なのでしょう。
真琴は馬鹿正直なゆえに、タイムリープを自分の利益のために使いまくりました。最後の1回以外は。本当に残された一回は、大切な千昭のために使うことにした真琴。1回残っているとわかった時、すぐに千昭!と思った真琴。そんな一途さは可愛いですよね。
自分の気持ちを認めることで成長できた真琴。成長するためには、自分と向き合い何が自分にとって大切なのか?を考え認めることが大切なのだなと感じます。
自分の気持ちを素直にゆりにも言いましたよね。そして千昭へ一直線。そんな真琴は「可愛い」のではないでしょうか?
まとめ
なぜ真琴にイラっとしてしまうのか?理由を考えてきました。長所と短所は同じ部分の表と裏ですね。真琴の事を考えるとそれが良くわかります。
馬鹿正直であるがためにイラっとすることも多々ありましたが、可愛い部分でもあるのですね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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