細田守アニメ映画

【アニメ・時をかける少女】千昭の正体とは?なぜあの絵を見たかったのか?理由を考察!

時をかける少女でキーパーソンの1人である千昭。未来人であることは物語の中で千昭が語っています。しかし何年ごの未来から来たのか?そして、どうしても見たかったという「あの絵」は千昭にとってどのような存在なのでしょうか?

ミステリアスでかっこ良い千昭について掘り下げつつ考察していきます。

 

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千昭の正体とは?

千昭のプリフィール

画像:Twitterより

  • 間宮千昭(まみや ちあき)
  • 高校2年の春に転校してきた
  • オレンジ色の髪の毛
  • 数学は優秀だが簡単な漢字も読めない
  • 転校早々に同級生と喧嘩をする問題児だった→真琴たちに野球に誘われてから丸くなった
  • 未来人
  • 真琴に告白するもタイムリープによって無かったことにされた

千昭についてまず言えるのは、未来人であろうと現代でもかっこ良い!制服を着崩してちょい悪な感じ・・そしてあの容姿。確実にモテますね!笑

実際に、真琴の友人である「ゆりちゃん」は千昭のことが好きでした。もちろん真琴も・・。そりゃ好きになるさ〜。

真琴が何回も千昭の告白を無かったものにしたときは、どうもモヤモヤしてしまいました。筆者はすでにこの時に、千昭に心を掴まれていたのでしょう。

千昭は、未来へ帰るために残していた最後のタイムリープを功介が死んだ時に使ってしまいます。真琴が自分の攻め泣き叫んでいるのが耐えられなかったのでしょう・・。しかしタイムリープを使えば自分は家に帰れないのです。しかし、自分より真琴を選んだ・・かっこ良すぎますね。。

千昭はなぜ「あの絵」を見たいのか?理由とは?

魔女おばさんが修復する「あの絵=白梅ニ椿菊図」と千昭はどのような関係があるのでしょうか?絵を見るためだけに未来からきたというのはよっぽどのことなのではないでしょうか?あの絵と千昭のいた時代と何か関係があるのかもしれません。

白梅ニ椿菊図について

千昭が見たかったあの絵である白梅ニ椿菊図。

真琴の叔母である、魔女おばさん(芳山和子)が美術館で修復作業をしている絵です。魔女おばさんは白梅ニ椿菊図について語った内容がこちら。

  • 長く見ているとゆるやかな気持ちになる不思議な絵

魔女おばさん=芳山和子さんについて

千昭が見たい「あの絵=白梅ニ椿菊図」を修復している魔女おばさんは、20年前にタイムリープをしている経験者です(原作で!)。魔女おばさんにその時の記憶があるかは定かではありませんが、真琴と同じように恋をしたことは覚えていた。そして今もその時の相手を待ち続けている。その恋の相手とは未来人でした。西暦2660年の。この原作の内容と、アニメ版・時をかける少女がどこまで繋がりがあるのかはわかりませんが、魔女おばさんの恋の相手もタイムリープができた。少しタイムリープの方法は違うようなので、全くの同年代というわけではないでしょう・・しかし、千昭とその相手は同じような年代の未来人である可能性は否定できませんね!

千昭があの絵を見たかった理由とは?

「どれだけ遠くでも。どんな場所でも。どれだけ危険でも見たかった」
千昭があの絵に対して持っていた気持ちです。

千昭がきた未来はすでにタイムリープができるほど文明が進んでいた時代。しかし、その技術を持ってしてもわかったのがこの時代(真琴たちの時代) この場所、この季節ということだけ。写真うやレプリカはあったのかもしれません。しかし、千昭が望んだのは現物だったのでしょう。なぜ、どうしてそこまでして本物を見たかったのか?

  • 千昭の時代があの絵=白梅ニ椿菊図が描かれた時代と同じ境遇だから?
  • 千昭の大事な人(両親や恩師?千昭の出生に関わる人物?)が描いたもの

といったことが考えられるのではないでしょうか?それぞれ考察していきましょう。

千昭の時代があの絵(白梅ニ椿菊図)が描かれた時代と同じ境遇だから

もし千昭のいた未来があの絵が絵かがれた時代と同じような境遇ということだとかなり過酷な時代を生きているということになりますよね。

歴史的な大戦争と飢饉 の時代。世界が終わろうとしてたいた時代
千昭のいた未来についてわかっていることから考察していきます。

千昭は自分の時代には真琴たちの時代のようなものが無いと取れる発言をしていますね。

  • 自転車に初めて乗った
  • 川が地面を流れているのを初めてみた
  • 空が広いことを初めて知った
  • 人がこんなにいるところを初めて見た
  • 野球がない?

時代を行き来する装置が開発されるくらいなので、移動手段として自転車はないのかもしれません。これについてはなるほど〜!未来だな〜!などと幸せな?納得ができます。

しかしその他の点については少し未来が不安に感じる内容でもありますよね。
川が地面を流れているのを初めて見たということは水が流れるような環境がないということでしょうか?水は干上がっている?

空が広いことを初めて知ったということは空が見えないということ?空が見えなくなるほど何かで覆われているということ?空気が汚れすぎて地上に住めず、地下シェルターのような場所で住んでいるということ?

人がこんなにいるのを初めてみた、野球がない?人口が減ってしまったということ?野球をするような場所もなく人々もしなくなった?技術が進歩してスポーツ違う形になったのでしょうか?

魔女おばさんはあの絵について「長く見ているとゆるやかな気持ちになる不思議な絵」と語っていました。

千昭もまた「あの絵を見たら一生忘れないつもりだった」とも言っています。千昭のいる未来は技術発展はしているものの、殺伐とした時代なのかもしれません。だから、辛い状況下で描かれた癒しの絵に救いを求めたということなのでしょうか・・

千昭の大事な人(両親や恩師?千昭の出生に関わる人物?)が描いたもの

千昭がいた時代は、千昭にとって幸せだったのかはわかりません。最終的に千昭は大好きな真琴と別れ未来へと帰っていった。必ず帰らなければいけないのでしょう・・それがタイムリープを使う条件でもあるのかな?と感じます。

仮に千昭のいる未来が、彼にとって耐え難いほど不幸なものであったのならば、帰らなかったのではないでしょうか?どのようん規約があろうとも。。だからそこまで不幸でも無かった。

千昭にとってはかけがえのないあの絵。誰か千昭の大事な人が作者なのか?それともモデルとなったのかもしれませんね。

なぜあの絵(白梅ニ椿菊図)は真琴の時代にあるのか?

千昭の話では白梅ニ椿菊図の所在がはっきりしているのは、真琴がいる時代のこの場所(美術館?)この季節(魔女おばさんの修復待ち?)ということです。

これは何かあるのでは?と疑いたくなるような状況ですよね。タイムリープをしたことがある魔女おばさんがいる美術館。そして彼女が修復しているとき。

もしかしたら・・魔女おばさんが高校の頃にタイムリープした時に何かの拍子で未来から?過去から?きた絵なのかもしれませんね。だから作者は不明である。しかし、大飢饉で世界の終わりのような状況で描かれたことはわかっている・・。千昭のような未来人が仮に持ち込んだとしたら、未来にそのような状況が起こっているということなのでしょうか?

それを過去に起こったことと、未来人が魔女おばさんに?その絵に何かしらの細工をした。未来がどうか変わりましようにという気持ちを込めて・・。ということだったりして・・?

真琴のいる時代にあの絵がきたからこそ、千昭と真琴は出会えた。離れ離れにはなるけれど、かけがえのない現実ですよね。人生で起きていることに無意味なことなどないのだろうなと感じます。それがどんなに辛いことでもいつかの幸せにつながっている事を信じたいですね。

千昭は何年後の未来から来たのか?

千昭が来た未来は、少なくともタイムリープができるほど時代が進んでいます。そして、千昭は数学はとても優秀!しかし簡単な漢字も書くことができません。

字を書かずとも意思疎通ができる時代となっているのでしょうか?それぞれの国ごとで使っている独自の言葉・字を必要としない時代なのかもしれません。

魔女おばさんが高校生だった頃、タイムリープしてきた未来人は西暦2660年から来ました。600年ほど後の世界・・どれほど技術が進歩しているのか想像もできません。

現在を2000年ごろとして、、600年前の日本は室町時代!当時の人々からしたら2000年の今は信じられない進歩でしょう。そして、信じられないような悲劇も起こっているのでしょう・・

千昭も西暦2600年代頃の未来人である可能性が高いのではないでしょうか?!

かっこよすぎる千昭の名シーン「未来で待ってる」

千昭のカッコ良すぎるシーンは多々ありますがやはりラストシーンが最高です!!

千昭が未来に帰ってしまい、泣きながら土手を歩く真琴。泣いている真琴を後ろからハグし、耳元で「未来で待ってる」。 

最高すぎますよね。きゃー!!!と思った方は多くいるのではないでしょうか?筆者的にはこの時の千昭が大好きです!そして、切なかった。。

千昭・真琴・功介の3人の関係もとても良いですよね。現実世界であのような人間関係は存在するのか?もしそのような関係があれば生涯大切にしたい関係だなと思います。

まとめ

千昭こと間宮千昭について色々とまとめてきました。どうしてもみたい絵のために1人過去にきた千昭。未来へ帰れないという絶望的な状況でも、誰を責める事をせずカッコ良い千昭・・最高ですね。

どうか未来であの絵=白梅ニ椿菊図が見れていますように!!!

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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