アズはUの世界で「歌ったり」「誰かと戦う」とき、オリジンはどのような行動をとっているのか？
「竜とそばかすの姫」をみて、魅了されると共に気になる点です。
〈U〉の世界のアズは「もう1人の自分」。
アズとオリジンの動きは連動しているのか?考察・深掘りしていきたいと思います。
〈U〉の世界・アズとオリジン(現実)は世界は連動している?
アズが動いている際、現実世界でのオリジンは以下のような行動をとっていると考察できます。
- アズと同じように動いている
- 脳内で考えた通りに動く
果たして、Uの世界でアズが動いている時のオリジン(現実世界)は一緒の行動をとっているのか？
すずの歌っているシーン、竜の戦っているシーン、話をしているシーンを深掘りしていきましょう。
すずが歌っている時のシーンからを考察！
出典：Twitterより
ベルが歌うシーン、すずは実際に歌っている
と下記の理由から考察します。
理由１
映画の冒頭で、すずが布団を被っているシーンがあります。
この直前。
すずはベルとして、クジラに乗り歌っていました。
布団の中で実際に歌っていたのでは？と考察ができるシーンです。
理由２
すずが「アンベイル」されオリジンとして歌うシーン。
ベルではなく、すずが歌いUの世界は感動の渦に・・・。
というシーンがありましたね。
まさに、あのような感じですずは実際の世界でも歌っていたのではないでしょうか？
Uの世界でベルとして歌う時は。
と考察します。
竜(けいくん)が戦っているシーンから考察
竜はけいくんが脳内で考えた通りに戦っている
と考察します。
理由１
けいくんのお父さんは家にいることが多いようです。
※お父さんについてはこちらの記事で考察しています！ぜひ！
竜はたくさんの相手と激しい戦いを繰り返しています。
実際の竜のように、部屋で暴れ回っていたらかなりの音がするはずですよね。
「ドタンバタン」と。
お父さんは、ともくんが歌を歌っていただけで殴り込んできました。
もし、けいくんが竜なみに暴れていたのならば、
けいくんの体はもっとあざだらけなのではないだろうか？と考えます。
理由２
けいくんはお父さんからの虐待、そして助けてくれない世間への反発。
かなりの鬱憤が心にあったと思います。
その思いがあの激しい竜の戦闘スタイルになったのでしょう。
頭の中で何度も仮想敵をやっつけていたのではないでしょうか？
ヒーローのように。
しかし、Uの世界の竜はあまりにも強すぎました。
今まで脳内で考えていた「反撃」が、
Uの世界でけいくんの想像以上の強さになったのかな？と考察します。
みんなが話しているシーンから考察
出典：ねとらぼ
廃校に集まった、すずとその仲間？たち。
アンベイルし、自らの姿を明かしたすずを応援しに皆がUの世界へ。
そして、口々にすずを励まします。
この時、現実の世界でもみんな口々にすずを応援していたはずですね。
そして、同じようにUの世界でも。
言葉は頭で考えて口に出ているのでしょう。
すずの歌もそうですよね。「歌おう」と頭で考え、そして言葉が口から出る。
頭で考えたことがUの世界ではできるのかな？と思います。
イヤホンの役割とは？仕組みは？
考えれば考えるほど、すごいな〜と驚くUの世界。
オリジン(現実)と〈U〉の世界をつなぐのはやはりあのイヤホンですよね。
Uのアプリケーションを立ち上げる。
映画の中では「ボディシャアリング技術」を使い「アズを自動生成」すると説明があります。
イヤホン(デバイス)を装着するとできること
- 身体情報を読み取りアズを生成
- Uの世界で自由に動くことが可能(脳からの指令で?)
Uのアプリを立ち上げ、イヤホンをすることで、アズを作れる。
〈U〉の世界が見れるという仕組み。
アプリとイヤホンは脳に何かしらの電波？などを出しているのでしょうか？
Uの世界を作り出した技術があるということは、
とても科学・技術が発展しているのでしょう！
イヤホンは心の痛み・隠れた能力もアズに反映
ケイくんは虐待された心の痛みが、竜(アズ)の背中に痣として反映されています。
すずは現実の世界では、心の問題から歌えない。
しかし、実際には音楽の才能に恵まれていた人間です。
その歌の才能がUの世界でそれが証明されましたね。
ケイくんも現実の世界では、力はない。(子供であり非力)
しかし、Uの世界では最強です。
イヤホンをつけることで、本当になりたかった自分・なれる可能性のある自分になれる。
Uの世界は素晴らしいですね！
実は怖い？Uの世界！
長所には必ず短所もあります。
自分の正体を隠して楽しめるUの世界。素晴らしい！
だからこそ、ジャスティスみたいな存在が生まれ、それが本当には悪だったら・・
と思うとかなり怖いですよね。
アンベイルという最強の武器？力を持っているのが悪という可能性。
正体がわからないUの世界だからこそ、ジャスティスが本当に正義なのか？悪なのか？
わからないまま力を持つことに恐怖を感じます。
我々が生活している世界も、SNSはある意味怖い存在ですよね。
便利である反面怖い部分も持っている。
どんなに科学・技術が発展しても、悪はいなくならないのでしょう。
だからこそ、自分達を守る強さ・手段を持っているべきなのだと
感じます。
※気になるイヤホンは、映画公開当時にドコモの「iD」とタイアップキャンペーンで
プレゼントがあったようです！
まとめ
「竜とそばかすの姫」の世界。Uとアズについて考察してきました。
不思議だからこそ、映画として魅力があるのかな？と感じます。
自分達の現実ともどこか重なる部分がありますよね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
