魔女の宅急便の主人公の「キキ」と絵描きの「ウルスラ」の声優が一緒だと気づいている方は多いはず!
コナン役で有名な「高山みなみ」さんが2人の声を担当されています。キキとウルスラの声はなぜ一緒なのか?気になりますよね?理由を考察を交えながら調べていきたいと思います。
キキとウルスラの声が一緒なのには理由があった!
出典:スタジオジブリ
同じアニメの中で主要人物が一緒の声優さんということは珍しいのではないでしょうか?
すぐに思い当たるのは「ドラゴンボール」。悟空・悟飯・悟天と親子を「野沢雅子さん」が担当されていますよね。
魔女の宅急便のキキとウルスラは血の繋がりがありません。しかしいくつかの共通点があるのではないでしょうか?それは
- 親元を離れ自立し生活を送っているということ
- 自分の能力でお金を稼いでいるところ
どうやら「魔女の宅急便」が公開された当時、宮崎駿監督は以下のように話されています。
キキの成長した姿をウルスラが体現している
キキの魔力が弱まり、ジジと話せなくなり・空を飛べなくなったキキの絶不調の時にウルスラにであった。
そしてウルスラは自らの挫折経験をキキに話します。ウルスラが住む森ロッジのお泊まり会の時ですね。
この時、
ウルスラは過去の自分に話しかけ励ましている
キキは未来の自分から励まされている
というシーンですよね。他人だけれども、人生がシンクロした瞬間ですよね。この瞬間を同じ声優さんが演じていると思うと鳥肌がたちますね。
過去の失敗・辛い経験があり現在がある。強くいきているということを1人の声優さんが二役演じることで伝えたのかなと考察します。
辛い経験をしてこそ未来の成功、そして強く生きることを得られるのではないでしょうか?さすが宮崎駿監督と感じますよね。
キキとウルスラが同じ声優なのは適役がいなかったから!?
前章にてキキとウルスラの声優が同じ人の意味を考察しましたが、
実は以下のような理由とも言われています。
高山みなみさんはもともと「絵描きウルスラ役のみ」演じる予定だったが、「キキ」の適役が高山みなみさんしかおらず両役に抜擢された。
意外な展開です!ネット上で言われていることなので真実は不明ですがこのような見方もあるようです。
高山みなみさんの声優としての技量が素晴らしかったことと、ウルスラとキキの関係を考慮した結果だったのかな?
とも感じます。
ウルスラの名言もご紹介!
出典:スタジオジブリ
ウルスラは19歳で夏の間だけ森の中で絵をかい得ているという設定です。
描くのをやめる
出典:スタジオジブリ
キキがウルスラのロッジにお泊まりした際、2人が話していた時にでた名言です。
キキは飛べなくなったらどうしようという不安をウルスラにぶつけます。
そしてウルスラが言ったのが「描くのをやめる。散歩したり、景色みたり、昼寝をしたり、何もしない。そのうち急に描きたくなるんだよ。」という言葉。
キキにしたら飛ぶのをやめるということ。
魔女のキキとしてできることが飛ぶこと。
それをやめるということはキキの全てを消すということ・・
しかし、そこまで自分の中でキキの中で大切なものやりたいことであれば、勝手に湧き出てくる気持ちがあるはずだから待ってみるということをウルスラは伝えたのではないでしょうか?
ウルスラは画家としてなんどもキキのような状態・スランプに陥ったのではないでしょうか?
そのスランプを経験し成長したからこそキキの胸にウルスラの言葉が刺さったのでしょう。
ウルスラのロッジに泊まっり、名言を聞いたキキは少しつまりが取れた感じになり前向きになっていきます。
キキの成長にとってウルスラはなくてはならない存在・休憩てあり憩いの時間・大切な時間だったのかなと考察します。
魔女の血、絵描きの血、パン職人の血
神様か誰かがくれた力なんだよね
出典:スタジオジブリ
キキを描きながらウルスラが言った一言ですね。
またこの言葉を言った時に「あなたこないだよりいい顔してる」という言葉も言っています。
経験を積んで成長したということをウルスラはいっているのかんと感じます。
飛べなくなって悩んでいることにも意味がある。
この経験で成長しているという意味が込められているのかな?
と考察します。
まとめ
魔女の宅急便のキキとウルスラの声優が一緒の意味をお伝えしていきました。
偶然に一緒の声優になったのは必然的なものを感じますよね。
これから魔女の宅急便を見る時には、キキとウルスラの声にも注目したいと思います!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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